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地域活性化でITを活用しながら効果的に情報発信するために、大切なことはなんでしょうか?これらをITによる情報発信のメリットと、具体的な事例を見ながら検証してみます。
IT活用による情報発信のメリット
- 地域の内外に向けて幅広く情報発信できる
- 多くの人材を要さずに情報発信できる
- リアルタイムの情報を発信できる
- SNSの使用などで、顧客との密接なコミュニケーションが可能になる
- 低コストで宣伝することができる
このようなメリットを見ていくと、HPを閲覧した人が、『実際に足を運ばなくても、現地の情報を知ることができる』といった点が、最も基本的で大きなメリットだと言えるでしょう。これは、導線が短くなる、ということです。
しかし、導線を短くしただけでは、閲覧した人側には、まだ多くの「短くなった導線」を数ある中から選ぶ選択肢が残されています。
例えば、青森のりんご農園に興味を持った人が、「青森 りんご農園」とインターネットで検索をかけたら、いくつかりんご農園があがり、数個のサイトを閲覧することでしょう。
では、その次に「そこへ行ってみようかな」あるいは「またこのサイトを覗きにこよう」と思ってもらうためには、何が必要なのでしょうか?
それはズバリ、「閲覧した人に何らかのメリット=【基本的な情報+α】」があるということです。
基本的な情報+α
- 経済的なお得感
- 生活に役立てそうなお得感
- 一つのサイトで情報量を豊富に得られるお得感
などを添えることで、HPを見た人の心が、「探す→気になる」と動き始めます。実例として、青森県の、あるりんご農園のHP(http://a-s-applegarden.jp/)を見てみると、見る人が楽しめる情報がたくさん掲載されています。
りんご農園の紹介に始まり、りんごの種類やりんごにまつわる話、実際に育てている様子や、レシピなど…さらには、「アンケートに答えると抽選でりんごがもらえる」というお楽しみまで付いています。
HPそのものも、非常にシンプルで、温かみのあるサイトです。
あるいは、秋田県の観光情報サイト「アキタDEブンカ」(http://common3.pref.akita.lg.jp/bunka/)では、たくさんの情報が、シンプルでおしゃれなデザインによってわかりやすく閲覧することが可能です。ここでは、メールマガジンも配信しているため、HPやブログと異なり、こちらからダイレクトに受け取って欲しい情報を発信できるという、発信側のメリットもあります。
BtoCだけではなくBtoBビジネスにも
そのほかにも、BtoCだけではなくBtoBビジネスにおける場合も同様です。優れた製品を製造している地方の中小企業がHPを持っていないケースが非常に多く見られますが、今後取引先になるかもしれない相手は、必ず企業名をインターネットで検索します。その際にHPが存在しなければ、「信頼性」に影響することも少なくないのです。
BtoBの場合は、発信する情報内容も、BtoCとは若干異なってきますが、「強みを見極めた情報発信」という点ではさほど大きく変わりません。
- 製品の機能や種類
- あるいは事業主の理念や製造するにあたっての思い
- 取引先のお客さまにあたる人がそれらの製品を使用したときの具体的なメリット
などを発信していくことで、企業と商品についてさらに詳しく知っていただくことができます。
兵庫県の釣り針製造会社「株式会社 土肥富」のHP(http://www.dohitomi.com/)なども良い例ではないでしょうか。
PDFでカタログをダウンロードできるようになっている点も、効果的な+αです。
問い合わせの導線も忘れずに
そして、このように導線を短くし、閲覧した人の心が動くような「決め手」となる情報を載せながら、呼び込みの最終導線も忘れずに追加しておきましょう。
つまり、「問い合わせ」「申し込み」といった作業を、サイト内でできるようにしておくということです。
HPを持つことで、【「発信ツール」と「呼び込む窓口」】の両方を持つということが可能になります。
まだその地域についてあまり知られていない地域活性化にこれらを利用しない手はありません。
「知らなかったことを知ることができる」というのは、楽しいものです。その「楽しい」をどのように届けていくかが、効果的な情報発信のカギと言えるのではないでしょうか。
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