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こんにちわ。昨日、三木の金物まつりに行ってきました中田です。年に一回ですが、三木市役所前に、とてもたくさんの人が集まるイベントで、地域イベントの盛り上がりを感じることができました。
さて今回は、前回に引き続き、総務省が発表した、ICT活用による地域活性化についてのアンケート調査結果をもとに、課題やそれらの解決策をご紹介いたします。
アンケートによると、地域活性化において『資金』そして『人材』が大きな課題としてあがっています。
まずは資金についてですが、現在、調査対象となった地域活性化を目指す事業や団体では、主に助成金や事業収入をベースに寄付金などで工面しているところが多いようです。
運営費に加え、イベントや行事開催など、費用が発生するのはやむを得ません。大切なのは、『どこにどれだけのコストをかけるのか』を見極めるということではないでしょうか。
例えば、イベントや商店街でのキャンペーンの宣伝に、ホームページとSNSなどを使い宣伝費用を削減することで、イベントやキャンペーンにかけられる費用が増し、内容の濃いものにすることができます。するとそれらは話題性を持ち、そこから来場者がSNSなどを使って発信すれば、情報は自然に広まっていきます。
あるいは、イベントの中継動画や中継写真を、コミュニティのSNSにあげていくことで、次回の集客も兼ねた宣伝が可能になります。
もう一つの課題である「地域活性化における人材不足」の面でも、ITを導入し、ホームページやSNSで呼びかけて行くことが可能です。
その際には、どのような活動をしているのかに加え、
- 活動に込める思い
- どのような人材を募集しているのかなどの詳細
- そこに参加することで得られるメリット(何らかの技術を学べる、人とのつながりが増える、など)
- 活動頻度
などを明確に記載することが大切です。
さらに、ホームページなどでの情報発信では、
- わかりやすさ(難しい言葉を使わないなど)
- 文字数を少なくする
- 写真やイラストなどの画像コンテンツを増やす
といったことを心がけることで、さらに効果的な情報発信ができるという調査結果も出ています。
IT活用というと機械的な印象を抱きがちですが、上手く活用することで、人と人とをつなぐ現代特有の効果的なツールになります。
まずは、全国に向けて情報を発信できるホームページなどの「ツール」を持ち、そこからコツコツと情報発信していくことで、その事業あるいは団体独自の新たな課題を見つけることができるかもしれません。そして、それらの「課題」は「問題」ではなく、「さらに良くするためのヒント」です。
ITを導入・活用することでたくさんのヒントを得て、どんどん効果的な情報発信をしながら、地域活性化を目指していきたいものです。
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